2024年12月10日 • 5分で読めます
Atomic Wallet:暗号資産の保管・ステーキング・スワップ
要点
Atomic Walletは、デジタル資産を管理するためのシンプルかつ強力なアプリです。さまざまなブロックチェーン上の多くの暗号資産とNFTに対応しており、購入、ステーキング、スワップをすべて1か所で簡単に行えます。
基本データ
| ウォレットの種類 | 分散型、ノンカストディアル |
| 対応資産 | 1,000種類以上の暗号資産トークン |
| トークンの内訳 | コイン86種類、ERC-20 1,000種類、BEP-20 213種類、TRC-20 15種類 |
| リカバリーフレーズ | 12単語 |
| ステーキング | 20種類以上の資産 |
| Solanaのステーキング最低額 | 0.01 SOL |
| Cardanoのステーキング最低額 | 4 ADA |
| スワッププロバイダー | ChangeNOW(サードパーティ) |
| プラットフォーム | Windows、macOS、Linux、iOS、Android、ブラウザ拡張機能 |
| NFT対応チェーン | Ethereum、Fantom、Solana、Polygon、Arbitrum、Avalanche C-Chain、BNB Smart Chain |
暗号資産を始めたばかりの方にも、しばらく使っている方にも、Atomic Walletは誰にとっても使いやすく便利になるよう設計されています。
このガイドでは、Atomic Walletのセットアップ方法と各機能の使い方をご紹介します。資産の保管と管理、取引の方法に加え、ステーキングやアトミックスワップといったツールの試し方も学べます。暗号資産を手軽に扱う方法を探している方や、ステーキングのオプションを検討している方にとって、このガイドが始めるための助けになるでしょう。
Atomic Walletを始めよう
デバイスを選ぶ
Atomic Walletは利便性を重視して設計されており、複数のプラットフォームで利用できます。Windows、macOS、Ubuntu、Debian、Fedora向けのデスクトップアプリとしてダウンロードすることも、iOSやAndroid向けのモバイルアプリとしてインストールすることも、ブラウザ拡張機能として使うこともできます。この汎用性のおかげで、自宅のパソコンからでも外出先のスマートフォンからでも、暗号資産やNFTを手軽に管理できます。
インストール手順
Atomic Walletを使い始めるには、選んだデバイスにダウンロードしてインストールする必要があります。手順は次のとおりです。
- 公式のAtomic Walletウェブサイトにアクセスします。
- 右上の「Download」ボタンをクリックします。
- 表示される選択肢からお使いのオペレーティングシステムを選びます。
- ダウンロードが完了したら、インストールファイルを開き、画面の指示に従います。
モバイルの場合は、デバイスのアプリストアから直接アプリをダウンロードできます。
ウォレットを作成する
Atomic Walletをインストールしたら、ウォレットをセットアップする必要があります。
- アプリを開き、「Create a new wallet」を選択します。
- ウォレットを保護するために、強力で固有のパスワードを作成します。
- ウォレットが12単語のリカバリーフレーズを生成します。このフレーズはウォレットの復元に不可欠なので、書き留めてオフラインで安全に保管してください。
- 求められたらリカバリーフレーズを確認します。
リカバリーフレーズと秘密鍵はデバイス上にローカルで保存され、強力に暗号化されていることを覚えておきましょう。Atomic Walletはセキュリティと匿名性を重視して設計されており、個人情報や本人確認を求めることなく、資金を完全に自分で管理できます。
暗号資産を管理する
Atomic Walletのセットアップが完了したら、暗号資産を簡単に管理し始められます。この分散型の暗号資産ウォレットは使いやすいインターフェースを備えており、ポートフォリオを把握し、必要に応じてコインを追加・削除できます。
ポートフォリオを確認する

Atomic Walletでは、保有する暗号資産を包括的に確認できます。ポートフォリオを確認するには:
- デバイスでAtomic Walletアプリを開きます。
- 「Wallet」タブに移動すると、すべての資産の概要が表示されます。
- 保有している暗号資産の一覧が、現在の残高と希望する法定通貨での評価額とともに表示されます。
- ポートフォリオを数量または評価額で並べ替えて、保有状況をはっきり把握できます。
この機能は投資状況を把握し、暗号資産について情報に基づいた判断を下すのに役立ちます。
コインの追加と削除
Atomic Walletは、86種類のコイン、1,000種類のERC-20トークン、213種類のBEP-20トークン、15種類のTRC-20トークンを含む、1,000種類以上の暗号資産トークンに対応しています。この幅広い互換性により、非常に多様なポートフォリオを柔軟に管理できます。コインを追加・削除する方法は次のとおりです。
- 「Wallet」タブの右上にある「+」アイコンをクリックします。
- 追加したいコインを検索するか、一覧をスクロールします。
- コインを選択してウォレットに追加します。
コインを削除するには:
- 「Wallet」タブに移動し、削除したいコインを見つけます。
- コインをクリックして詳細を開きます。
- ウォレットからコインを非表示にする、または削除するオプションを探します。
コインを表示から削除しても、保有資産が消えるわけではありません。必要であれば、いつでも後から追加し直せます。
Atomic Walletでポートフォリオを効果的に管理すれば、暗号資産を整理された状態に保ち、取引やステーキングのためにすぐに使えるようにしておけます。
Atomic Walletで取引を行う
Atomic Walletは、暗号資産の管理やさまざまな取引を行うための使いやすいインターフェースを提供しています。暗号資産の送金と受取の方法、そして取引履歴の確認方法を見ていきましょう。
暗号資産を送金する
Atomic Walletから暗号資産を送金するには:
- ウォレットを開き、送金したいコインを選択します。
- 「Send」ボタンをクリックします。
- 受取人のアドレスを入力するか、QRコードをスキャンします。
- 送金したい金額を入力します。
- 取引手数料を設定します。Bitcoinの場合は、mempool.spaceで推奨手数料を確認できます。
- 詳細を確認し、取引を承認します。
すべての取引は一度開始すると取り消せないため、承認する前に受取人のアドレスを必ず再確認してください。
暗号資産を受け取る
Atomic Walletで暗号資産を受け取るのは簡単です。
- ウォレットを開き、受け取りたいコインを選びます。
- 「Receive」ボタンをクリックします。
- 公開アドレスとQRコードが表示されます。
- このアドレスを送金者に共有するか、QRコードをスキャンしてもらいます。
Atomic Walletは1,000種類以上の資産に対応しており、暗号資産ポートフォリオを柔軟に管理できます。
取引履歴
取引を記録しておくことは、暗号資産を効果的に管理するうえで不可欠です。Atomic Walletには包括的な取引履歴機能があります。
- ウォレットの「History」タブに移動します。
- ここには、すべての入金と出金の取引が一覧表示されます。
- 各項目には、取引の種類、金額、タイムスタンプが表示されます。
- 特定の取引をクリックすると、トランザクションハッシュなどの詳細を確認できます。
コインごとに取引履歴をCSV形式でエクスポートすることもでき、税務申告の際に役立ちます。
Atomic Walletの高度な機能
暗号資産のステーキング

Atomic Walletには強力なステーキング機能があり、暗号資産で不労所得を得ることができます。Ethereum、Solana、Cardanoなど20種類以上の資産に対応しており、ウォレット内で直接コインをステーキングできます。仕組みはシンプルで、アプリ内で暗号資産をステーキングすると、バリデーターがブロックを生成し、あなたは定期的に報酬を受け取ります。
Atomic Walletでステーキングする大きなメリットのひとつは、使いやすいインターフェースです。好きなバリデーターを自由に選べ、いつでもアンステーキングできます。また、秘密鍵を完全に管理しているのはあなただけなので、暗号資産の安全も確保されます。
暗号資産ごとに、ステーキングの要件や報酬の仕組みは異なります。たとえば、Solanaのステーキング最低額は0.01 SOLで、報酬はエポックごとに自動的に付与されます。一方、Cardanoは最低4 ADAが必要で、報酬は手動で請求する必要があります。
Atomic Walletのインスタントスワップ:違いを理解する

その名前に反して、Atomic Walletは従来の意味でのアトミックスワップには対応していません。アトミックスワップとは、仲介者なしで異なるブロックチェーン間の暗号資産を直接取引できる、分散型のピアツーピア交換プロトコルです。この画期的な方法はスマートコントラクトによって安全でトラストレスな取引を実現し、中央集権的な組織を必要としません。
しかし、Atomic Walletのインスタントスワップ機能はこれとは異なります。本来のアトミックスワップを行うのではなく、ChangeNOWなどのサードパーティサービスを利用して暗号資産の交換を可能にしています。これらの仲介者が取引相手を見つけて交換を管理することでプロセスを効率化していますが、その分スワップは完全には分散化されていません。
さらに、インスタントスワップ機能はサードパーティのプロバイダーに依存しているため、プロバイダーや遵守すべき規制によっては、KYC(Know Your Customer:本人確認)が必要になる場合があります。法的要件を満たすために個人情報の共有が求められる可能性もあり、これは本来のアトミックスワップがもたらす匿名性との大きな違いです。
Atomic Walletのインスタントスワップ機能は利便性が高く、幅広い暗号資産ペアを利用できますが、仲介者に依存していることや、KYCが求められる可能性があることを理解しておくことが重要です。これらは、アトミックスワップが目指す分散化やプライバシーの目標とは合わない場合があります。
Atomic NFTギャラリー

Atomic Walletは暗号資産にとどまらず、複数のブロックチェーン上のNFTにも対応しており、デジタルコレクティブルを手軽に管理できます。現在、Ethereum、Fantom、Solana、Polygon(Matic)、Arbitrum(Ethereum ARB)、Avalanche C-Chain、BNB Smart Chain上のNFTに対応しています。
内蔵のNFTギャラリー機能を使えば、ウォレット内で直接NFTを閲覧、整理、管理できます。コレクターの方にも投資家の方にも、この機能によって暗号資産とNFTのすべての資産に1か所からアクセスできます。
まとめ
Atomic Walletは、数多くの暗号資産ウォレットがひしめく中でも際立った存在です。Bitcoinやごく一部のコインにしか対応していないプライバシー重視のウォレットが多いなか、Atomic Walletは1,000種類以上の暗号資産とNFTに対応しています。そのため、多様なポートフォリオを手軽に管理したいユーザーにとって優れた選択肢です。
Atomic Walletを本当に特別なものにしているのは、オールインワンの機能性です。アプリ内で直接、暗号資産を安全に保管、ステーキング、スワップ、さらには購入まで行えます。さらに、複数のデバイスで利用できるため、パソコンでもスマートフォンでも柔軟に使えます。
どのように調べたか
検証方法
本ガイドは、Atomic Wallet自身が公開している情報に基づいて同ウォレットを解説しています。具体的には、対応プラットフォーム、セットアップとリカバリーフレーズの流れ、価格ページに記載された対応資産数、送金・受取・履歴の機能、SolanaやCardanoなどの資産のステーキング最低額、NFTギャラリーの対応チェーン、そしてインスタントスワップ機能に関するChangeNOWの利用規約です。対応資産数、ステーキングのオプション、サードパーティのスワップ要件は時間とともに変わるため、最新の詳細は公式サイトでご確認ください。本記事は一般的な製品情報であり、金融アドバイスやウォレットのセキュリティ監査ではありません。
FAQ
よくある質問
Atomic Wallet内で暗号資産を交換できますか?
Atomic Walletは本来のアトミックスワップに対応していますか?
Atomic Walletではどの暗号資産をステーキングできますか?
SolanaとCardanoのステーキング最低額はいくらですか?
Atomic Walletはハードウェアウォレットに対応していますか?
Atomic Walletはどのデバイスで使えますか?
Atomic Walletをバックアップするにはどうすればよいですか?
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